早苗 「隊長、青葉台高校にまた転校一ヶ月前の男子が現れましたぁ。」
茜 「え、また?最近多いわね。まあいいわ、何学期なの?」
早苗 「えーと…1学期みたいですぅ。」
茜 「じゃあ璃未と陽子、準備して。」
璃未 「わかったわ。」
陽子 「はいはーい。」
茜 「葵と早苗も、行くわよ。」
葵 「はい!」
早苗 「はいぃ。」
茜 「トゥルレンジャー、出動!」
♪パーパーパパ―パパ――♪
茜 「いたわ。あの子が今回の転校生よ。じゃ、行くわよ。」
全員 「ターゲッティング!」
早苗 「先輩、ありがとうございますぅ、このお礼はぜったいします!」
璃未 「すみませーん、それ私のです。風で飛ばされちゃって。」
陽子 「ね、ね、いいもの見せてあげよっか?」
葵 「な、なあ、もしあたしがあんたの事、好きだって言ったら、どうする?」
茜 「じゃあ、一回で入れたら、キスしてあげる…。」
璃未 「はあ、はあ、隊長、なかなか告白してくれません。」
葵 「あいつを呼びましょう。」
茜 「しょうがないわね。じゃいくわよ、かすみロボー!」
♪テッテテ―ン、テンテテテッテ―ン♪
茜 「これで勝ったも同然。みんな、いくわよ。」
全員 「かすみ〜んパーンチ!」
かすみ「じゃあ、今度作ってあげるね。」
全員 「かすみ〜んキーック!」
かすみ「…もう、いぢわる。」
全員 「かすみ〜んチョ―ップ!」
かすみ「…やっと、あなたの方から言ってくれたね…。」
茜 「さあとどめよ、みんな!」
全員 「かすみ〜んビー―ム!!」
かすみ「ごめんね。」
チュドーン。
陽子 「やったぁ!また告白したね!」
葵 「でもまたかすみに持ってかれちゃったなー。」
璃未 「今回の男の子は手強かったから、仕方ないわね。」
早苗 「とりあえず作戦成功ですぅ。」
茜 「じゃみんな、帰ろっか。」
全員 「はーい。」
かくして、5人の戦士とかすみロボによって、今回も転校生の幸せは守られた。
しかし、転校を控える青葉台生徒は後を絶たない。その全員を救うべく、彼女たちは戦う。
頑張れ、トゥルレンジャー! 頑張れ、かすみロボ!
―――――完―――――