一言で言うと恋愛シミュレーションゲーム……、ではなかったりします。なんせ登場人物は実の妹ですので。
登場人物はTLS1、Rの妹みさきとTLS2の妹君子。動作機種はプレイステーションで、媒体はCD-ROMになってます。またポケットステーション用ミニゲームも多数含まれています。
1999年11月25日、定価4800円で発売。2004年現在での購入はこれまた中古屋で探すくらいしかないかも。ポケステは1999年1月23日に発売され、2002年夏に生産終了。
プレステでならした私たちみさきみこは、次回作で手一杯のスタッフにより地下で眠ってたの。
しかし、地下でくすぶってるような私達じゃないわ。
希望があればお兄ちゃんとデートもしちゃう命知らずシスコンぶり。
ポケステ用ミニゲームを満載し「集める」をテーマに繰り広げられる私達、TLSファンディスク!
私はみさき。「お兄ちゃん! 好き!」戦法と諜報の天才。私みたいな気の強い女の子じゃなきゃ優柔不断なお兄ちゃんの妹はつとまらないわよね。
私は君子。通称キノコ頭。ほえーっとした声と短い夏服に、お兄ちゃんはみんなイチコロみたい。ハッタリはかまさないけど、女の子の情報なら誰でもそろえられるよ。
会いたいときは、いつでもディスクをセットしてね。
TLS1及びTLS2の転校後の話で、それぞれの妹とハァハァしよう会話していろんな情報やミニゲームを集めようというゲームです。そのため登場するのは基本的に2人。
最初にみさきと君子、どちらかを選びます。選ぶとゲームスタート。
この繰り返しで数百日過ごします。妹の部屋に行くと、下校会話システムの感じで会話をしたり、TLS関連のクイズをしたりします。クイズに正解すると、ポケットステーション用のミニゲームをもらえたりします。ミニゲームの種類は多く、ポケステ版TLS、TLS2なんてのもあります。これが結構面白かったりするのが凄い。
TLS関連のTipsももらえたりしますが、やはりというか誤植もあります。TLSの発売日も間違ってたり。
会話の盛り上がりによってはデートに誘うことも可能。他のシリーズのように絵が何枚もあるというものではないですが。
主人公のBadEND後の世界なので、青空or青葉台高校での女の子たちを思い出すときはあっても、話をしたりなどということはありません。回想シーンはあります。TLS2の七瀬かすみは電話をしてくるようですが。
エンディングもあるようですが、基本的に同じ1日の繰り返しなので、一気に最後までプレイするのは少々キツい気がします。
以下の攻略本が発売されていま……、せん。これはゲームCDについてくるブックレットを読めばOKでしょう。
tls-04@coomaru.com