恋愛シミュレーションゲーム「トゥルーラブストーリー」シリーズに出てくる登場人物、学校名、スタッフ名、タイトルの綴り等を辞書テキスト化したものです。
今回のバージョンからWXG4用の他、ATOKの2007以降で使える単語ファイルを用意しました。テキストファイルなので辞書ファイルへの変換作業が必要ですが、中身を簡単に見ることができます。
WXG4用はシフトJIS形式、ATOK用はUnicode(UTF-16)形式のテキストファイルです。説明を書いてあるreadmeファイルは両方ともシフトJISです。
この手の辞書データは誰か作ってそうな気はしましたが、とりあえず見つからなかったので公開しておきます。
TLSの名を冠するゲームが出てこなくなったので、TLSの流れを汲む(ような気がする)作品も加えています。キミキス、true tearsの他、バージョン0.4からアニメ版true tearsとアマガミのキャストを追加しました。0.5からフォトカノのキャストを追加しています。
7z形式で作っています。
アーカイブファイルの作成には、LhaForge Ver1.5.2 と、7-zip32.dll Ver9.20.00.02を使用しています。
アーカイブファイルはアンチウイルスソフト「avast!無料アンチウイルス」バージョン6を使って、安全なことを確認しています。
各キャラクタの情報がコメントとして表示される tls050.txt と、それらの記述を削除した tls050Lite.txt の二種類を同梱しています。
ユーザー辞書テキスト+連想変換辞書テキストの二種類を同梱しています。
ユーザー辞書はできるだけ普通に日本語変換をするにとどめ、各キャラの情報等は連想変換辞書テキストに移しました。
従来のライトバージョン仕様です。
PConlineの辞書を新規作成して便利に使う〜辞書作成編が参考になります。
後の保守作業を考えると(いらなくなった場合の削除のしやすさとか)、新しい辞書を作るのがいいと思います。
事前に辞書のバックアップをとっておくことを強くお勧めします。
まずは単語ファイルを、変換に使うデフォルトのフォルダにコピーしておくと作業が楽です。WindowsXPの場合、「C:\Documents and Settings\(ユーザー)\Application Data\Justsystem\Atok21」になります。
ATOKパレットの[メニュー]から[辞書メンテナンス]ー[辞書ユーティリティ]を選択し 、辞書ユーティリティを起動します。起動時にはユーザー辞書の内容が表示されます。
メニューバーの[ファイル]ー[新規作成]をクリック、辞書作成ダイアログを出します。ファイル名に単語ファイルを指定し、タイトルなど必要な項目に記入、[OK]をクリック。新規の辞書を作ります。この段階では辞書の内容は空です。(画像はVer5.0になっていますが気にしないでください。単なる書き間違いです。)
メニューバーの[ツール]ー[ファイルから登録・削除]をクリック、ダイアログを出します。[単語一括処理]タブ内の「ファイル名」で、単語ファイルを指定します。ファイル形式は「ATOK」のままで。右上にある「登録」ボタンを押すと、テキストからの変換作業が始まります。
出力ファイルのところに適当なファイル名を指定すると、書式のミスなどで登録できなかった単語の一覧が書かれたテキストファイルができます。「Unicodeで出力する」にはチェックをしておくといいと思います。
同梱の単語ファイルではすべて登録できていることを確認していますが、なんらかの原因で登録できないものがあるかもしれません。どうもおかしいという場合はここで出力ファイルを指定し、内容を確認してください。全部登録できなかった場合、テキストファイルの文字コードがUnicode(UTF-16)になっていない可能性があります。
結果を表示するダイアログが表示されるので、「登録できなかった単語数」がゼロなのを確認します。
ダイアログを閉じ、単語が登録されているのを確認し、辞書ユーティリティを終了します。
この後、ATOKパレットの[メニュー]から[プロパティ(環境設定)]を選択実行し、「辞書・学習」から辞書を追加してください。PConlineの辞書を新規作成して便利に使う〜辞書セット編が参考になります。
「tls」で変換すると、「TLS」の他に「True Love Story」「トゥルーラブストーリー」などの候補が出ます。カタカナ表記の場合、中黒の位置についてはコメントを参照してください。
キャラクタの名前が思い出せないときなどは、タイトル+「きゃら」で変換すると、登場人物+学校名が置換候補として出てきます。画像は、「tlsきゃら」で変換したときの様子です。
画像は、「あまがみきゃら」で変換したときの様子です。置換候補として登録しているので、変換のウインドウが開いてしばらくたつと同音語用例のウィンドウが開いてしまいます。この辺は気にしないように……。
TLSシリーズの場合は「tlsきゃら」「tlsrきゃら」「tls2きゃら」「tlsfきゃら」「tls3きゃら」「tlっsきゃら(Sを2回打つので、「っ」になります)」。キミキスは「きみきすきゃら」、アマガミは「あまがみきゃら」で登録しています。
true tearsの場合は「とぅるーてぃあーずきゃら」で変換すると、最初にゲーム版、続いてアニメ版の人物名が出てきます。
ATOKの置換候補の設定は5つまでなので、大勢を登録するためちょっとずるい方法を使ってます。かな漢字変換という事を考えると、イレギュラーな方法だと思っていますが……。
シリーズで登場した声優・歌手の方で、ゲームにクレジットされた後改名した方は、コメントとしてその旨が表示され、2011年2月時点での名前が置換候補に出てきます。
キャラの情報をコメントとして記載したバージョンです。キャラクタの名前で変換すると、コメントとして誕生日などの情報、声優の名前が出ます。声優の名前は置換候補としても出ます。
上記の単語ファイルから、キャラの情報を記したコメントを削除しているバージョンです。名前は漢字に変換されるだけで、キャラの情報は出てきません。
作っておいてこんなことを言うのもなんですが、tls050Lite.txtの方が使いやすいと思います。私はこちらを標準辞書セットに登録しています。
後の保守作業を考えると(いらなくなった場合の削除のしやすさとか)、新しい辞書を作るのがいいと思います。
事前に辞書のバックアップをとっておくことを強くお勧めします。
まずは辞書ツールの一括登録削除で辞書テキストを辞書に変換します。
このとき辞書ファイル名にユーザー辞書の名前(WXGU.GDJ)を当てればユーザー辞書に追加されます。新規にファイル名を入れれば新規の辞書が作られます。「システム単語」「先頭」にチェックを入れるか入れないかはお好みで。システム単語にはチェックを入れないほうがいいと思います。
辞書を新規に作った場合は辞書ツールの辞書セット編集で追加。辞書名は(無題)になるので、気になる場合は(無題)をクリックし、適当な辞書名を入力してエンターキーで確定。
このあたりはManiac-IMEのWXG 辞書テキスト・ファイルの登録の仕方が参考になると思います。
連想変換辞書テキスト(TLSRENSO020.txt)は、システムの連想変換辞書(WXGRENSO.GDJ)に、一括登録削除を使って登録します。連想変換辞書は別のものを新しく作ることはできません。削除するときは一括登録削除の機能を使ってください。
登場人物名で普通に変換した場合。単に名前が変換されるだけです。
ここでCtrl+1キーを押すと、連想変換辞書に登録した語句が変換候補として表示されます。
ゲームタイトル+キャラで変換すると(「tlsきゃら」など)、置換候補として登場人物が出てくるのはATOK版と同じです。